NO UFO, NO LIFE(おまけ)〜ダメンライダーの話〜

静岡県東部生まれとしては、「熱海を名乗るとはいい度胸、一度寄らせてもらおうか」と挑発的な態度で行った磐梯熱海温泉… 結果、凄い好印象!またゆっくり来たい
日本ローカル旅

2018年にNHKの中継で行って以来の福島。

2018年富岡町夜ノ森のバリケード前。復興はどのくらい進んでいるのだろうか

あれから避難指示の解除がどの程度のスピードで進んでいるのか、あまり調べずに出かけた今回の旅。

前記事「UFOの里」からのんびりワインディングを楽しみつつ山の方を抜けて浜通りへ、地元の美味いものでも食って温泉に帰るというこの日のプラン。

葛尾。このように所々で例のフレコンバッグが畑(田んぼ)に積まれていた。モノがモノだけに余計なコメントはしない

…結果は双葉郡葛尾村ROUTE50(浪江三春線)、浪江町に入る手前で思い切り止められた(苦笑)。

「ホントにあった!」

多分「いるんだよ、こうゆーバカ…」と内心思われたでしょうが、例の“ピンクと緑”を手に、懇切丁寧に迂回路を教えてくださった現対のおじさん。すいませんでした

車は2019年4月から特別に通行できるようになったんだけど、オートバイはまだダメなんだって。「原子力災害現地対策本部」の方に、例のピンクと緑のマップを見せられて親切に事情を説明していただきました。

この顛末は、ちゃんとデリケートな地区の道路事情を事前に学習して行かない典型的“ダメンライダー”の話なので、自慢にもならないし割愛で。

田村市。こういう味わい深い鎮守の森や神社など、寄り道したくなる場所多数

…が、実際このツアー、凄く快適だった!なにせ車も人も全然いない(当たり前だ)田園風景の中のゆる〜いワインディング。シブい鎮守の森などあれば道脇に停めて眺めたり、オートバイで来て良かった!と思える時間を堪能。

ミッション2つ目は果たせなかったが(そもそも野次馬すぎる)、「温泉とUFOの謎にチョコっと迫るオートバイ旅」これにて完遂。

MIBの追跡もなく、無事磐梯熱海に帰り着く。
「湯泉神社」はやはり伊豆とゆかりがあるようだ。ココはココでゆっくり来たい

その後、解除地域は令和になって色々と変わっているので、「福島復興ステーション」が発表している避難指示区域の概念図(最新版)を携えて再挑戦したい。

◉野磁馬