初の陸路で関門海峡からの九州上陸。…遠い(小生都内在住)…北九州、佐賀、佐世保などチョロチョロし、朝倉の秋月を楽しんだハーフ九州ツーリングの様子はまた別項で。復路は新門司からフェリーで横須賀まで帰る予定(これはこれで遠い…)。最終日はフェリーの出航時間に合わせた行程になるのでどっか周辺をぶらぶら。スーパー銭湯などが時間潰しの定番だが、とにかく博多周辺にいい印象がないので別ルートから新門司へ入ろうと。
ちょっと地図で範囲内を探ると「豊前市」の名前が目につく。あ、ブゼン確か知人の出身地じゃん。どうせ何もない田舎だろうから、東京で会った時にイジってやろうと。ちょっと寄るにはいい感じの距離だし。

陽がいい感じに暮れ始める時間に、ふわっと異次元感。何してんだ俺タイム
こちら豊前市は九州東部。秋月からは山を突っ切れば2時間以内と踏み、快晴のくねくね道を楽しみつつ…土地勘もないくせに(しかも九州はどの方向に走っても海)。案の定どっかで道を間違った。仕方ないので行橋とかいうところから上道「東九州自動車道」に乗る(さっさと門司に行け)。
権田南IC付近で分岐、国道10号を行くと道の駅「おこしかけ」の手前でい〜い煙突を発見!絶対発電所じゃん、と。豊前発電所は1977年運転開始の火力発電所。2019年に運転停止、26年に廃止予定。
「ホントにあった!」

最も近寄れる合法的なポイントはここかな、と(ちゃんと確認してないから注意)
つまり稼働していないからエネルギー充電もへったくれもないんだけど、とにかくなぜか発電所、近くで眺めたくなるんだよネ。この心理に関しては保留のままだけど、明らかにチェルノブイリ事故以降なので、なんか読み解こうと思えば何かあるのかもしれない…
後日、東京で件の知人に「豊前見てきたよ(笑)。イヤ〜ド田舎だね〜」と報告したら、「あの火発を地元に誘致したのはうちの祖父」みたいな驚愕情報を聞かされビックリ。…町の名士の孫だったの…すいません…
◉野磁馬
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