マハティール去しマレーシア 〜13年ぶりのKLから〜

3度目のマレーシア。ホントに住めるのか、確認するためにきました(前田)
アジアローカル旅
I came back to KL for the first time in a long time.…

2008年、2011年に次いで13年ぶり3度目の渡馬。よくわからないノッポビルが増えたな(夜真っ暗なタワーとかw)。あと都心からド田舎まで街中に国旗がメチャ増えてる(体感、タイ・韓国並み)。海外ではなるべくその時々の政治体制に意識を向けないようにしているが、マハティール去し今、なんか日々変化しているのだろう、この国も。

3度目の渡馬、ベースを初めてのChan Sow Linに設定。どこへでも行きやすいかと考えて

実はこの度、「移住」まで視野にいろんな東南アジアを探ろうと旅に出たのだが、あれだけ「邦人留学・移住天国」のように見えていたマレーシア、実はもうそうでもなかったというのが実感。長期滞在ビザも全然日本人に優しいわけじゃなくなっていて。

KLはともかく、俺にとってのマレーシアはまず初回のインパクトが全て。2008年、今では直通のMRTも整備された郊外のベッドタウン「カジャン市」において、中華系大学の教授が企画した、いわゆる「コミュニティ・アート」イベントのワークショップ講師に招かれたのが最初。
なんと柄にもなく小中学生にパレード用のビッグパペットの作り方を指南するという大それた役。
…いや、この2008年「Kajang Community Art Carnival 2008」に関しては濃密なので項をあらためます。

いつも変わらず東アジアからの観光客を迎えてくれる中華街、2008

長い旅で色々チャレンジする前にとりあえず、安定のビールとチャーハン。2011

今回は初めて全く業務に関係ない、純粋な観光旅行(移住の下見ではあるが)。MRTとLRTの駅が両方あり、どこへ出るにも便利そうなChan Sow Linにベースを設定し、荷物を下ろしたら早速中華街に繰り出して、定番のコンボからスタート。
横浜同様、時間の流れに影響されず、いつも変わらない佇まい。東アジア人にとっては安定のビールにチャーハンで元気を出し、この旅のあれこれに思い馳せるのが定番。やっぱここはインドカレーじゃないよな、と。

今回は移住の下見を兼ねた東南アジア周遊旅行。スタートはKL。いつものこのコンボからスタート。2024

2024年。周辺はかなり開発が進み、やけにデカいビルなどもでき、若干道路も整備されていたが、ここは変わらず。2024

色々試したいことはあるが、今回は「もしこの街で生活するとしたら…」のシミュレーションのため、まずは公共交通を知ろうというのがメインテーマで(車事情は相変わらずの東南アジアなので考慮しない)。
この雑なプランがあの恐ろしい、望んでもいない大冒険を招くとも知らず…

なんか勝手に慣れた気になっているマレーシアにおいて、

「ホントにあった!」

を探しに。

あと…2008年と大きく変わったのは俺の体。タイガービールは大きいのしかないんだけど、加齢のためか1人じゃ1本飲みきれなくなった…

◉野磁馬