高度経済成長世代の我らには「万博(1970)に原子の灯」でお馴染み、美浜原発に到達。奇しくも今年、また大阪で万博が行われる(よね?)が、そこにもここから送電されるのか?…は取材不足で分からずスイマセン。1・2号機廃炉、3号機再稼働。

近隣の他原発に比べて堂々と全容を晒している老舗原発
半島の先っぽが丸ごと原発なのね。東海出身でずっと太平洋岸に住んでいる目で見ると、マジ見たこともない風景。若狭湾“原発銀座”の中でも珍しくその全容を完全に外に晒している潔いスタイル。他の原発が、なんかツッコまれそうな要素を隠すように、あえてリアス式の複雑な地形の陰に建てられているような気がする中(偏見だろ)、この青い海と、あまりに人工的な巨大建造物とのコントラストはもう「珍百景」。
「ホントにあった!」

この後も若狭湾原発“銀ブラ”はまだまだ続く(多い)
特筆すべきは周辺の海の圧倒的な綺麗さ。「水晶浜」の名に恥じぬ美しさの白浜にまるで南国の離島かと見まごうばかりの美ら海。この若狭湾全域の海の綺麗さはちょっと別格。日本海側や九州・四国の海沿いに住んでいる諸兄からすると異論もあろうが、これまでとりあえず日本全国津々浦々、海という海は一通り眺めてきた“海おぢ”の俺は俄然この若狭湾を推すね。離島系は別にするけど(ズル)。
この後、もんじゅなど含め「原発銀ブラ」を続けたのだが、海だけでも見る価値あり。若狭湾。
◉野磁馬
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